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アガリクス茸の歴史と薬効

歴史
アガリクス茸は、傘の形はマッシュルームに似ていますが、柄の部分が長いのが特徴です。
香りが強く、肉質には甘みがある。学名をアガリクス・プラゼイといいます。
『神のキノコ』『太陽のキノコ』と地元で呼ばれたのも、
住民に長寿で健康な人々が多かったのが由縁であると思います。

1970年代のアメリカ、W.J・シンデン博士とランバート研究所のE・B・ランバート博士が
アガリクス茸の成分分析の研究を行ない、「制ガン作用などの薬効について」の発表を行いました。
アメリカでこのキノコは評価されました。

日本では1980年に第53回日本細菌学会で、
アガリクス茸の抗ガン作用と生態の冶癒力の向上が発表されました。
同年、日本癌学会では、三重大医学部の研究グルーブが・アガリクス茸からの抽出物に
抗ガン性があることを発表し、腫瘍と腹水ガンなどに効果があることを証明しました。

今日まで学会のなかでもアガリクス茸の薬効は洋目され、研究実験が進められております。
1992年には、バイオテクノロジー技術により生産量は拡大し、
それとともに日本の人々に知られるようになり
アガリクス茸の薬効が注目されるようになって来ました。

アガリクス茸の薬効
最近の研究発表からの概要
アガリクス茸の薬効の作用は人問のからだの隅々まで効果があり
生理活性、機能調整、免疫力の強化が期待できます。

特に

制ガン作用・・・ ガン細胞を直接抑えるのは、アガリクス茸の子実体から取れる
ステロイドという成分である。子実体から6種類取れるステロイドのうち、
3種類に増殖を防ぐ効果があることがわかっている。
予防効果・・・・・ アガリクス茸がもつ食物繊維には、ガンの予防的な働きがある。
β−グルカン・キチン質、ヘテロ多糖などに属す食物繊維は、腸管のなかで、
ダイオキシンなどの発ガン物質を捕まえて人体に吸収させなかったり、
活性酸素を無効にして排出を早めるカをもっている。
更に直腸ガン、結腸ガンの予防に効果的だ。

■□シイタケの成分と薬効
シイタケは、日本人が古くより一番よく食べ、なじみのあるキノコであります。
シイタケはコンブ、カツオブシの10倍のうま味を持ち和食には欠かせない食材でした。
このシイタケが健康食としてその薬効が注目を集めだしたのは、
1970年代にシイタケに強い抗腫瘍活性があることがわかってからです。

キノコの活性本体β-D-グルカンがガンに有効であることが判明して以来、
キノコの薬理活性成分研究が進められ、そのなかでもシイタケは子実体だけでなく、
胞子、培養菌糸体、培地生産物についてまで研究が行なわれてきました。

シイタケの成分
シイタケの食物繊維は、亜鉛、鉄、マンガンなどの特定元素、
ダイオキシンを吸収、濃縮し、排泄する仕組みがある。
シイタケの食物繊維は医療現場でも、すでに活躍しております。
シイタケに含まれているレンチナンが厚生省に認可され、免疫系に働きかけ、
ガンに対する免疫賦活剤として、ガン冶療の現場で大きな力を発揮しております。

シイタケの薬効
抗腫瘍効果の他にも、ガン転移の抑制効果、発ガン抑制効果、細菌に対する抑制効果をもら、
最近では抗エイズ剤としてレンチナンの硫酸エステル誘導体が注目されている。

出典:1999年2月(株)日新報道発行
編著者 現代漢方療法研究会 (キノコ菌糸体は免疫特効薬)より